社員わずか3人の郵便局で…元局長が約1660万円横領「借金返済に」 知人から預かった現金など 大分

2025年09月17日 14:00更新

日本郵便は、大分県豊後高田市にある郵便局の元局長が1650万円あまりを横領していたと発表しました。

元局長は8月、懲戒解雇されています。

◆日本郵便九州支社平山泰豊支社長
「当該事案の関係者の皆さんに多大なるご迷惑ご心配をおかけすることになり深くお詫びします」

横領が発覚したのは、豊後高田市にある真玉郵便局の元局長で40代の男性です。真玉郵便局は働く社員が元局長を含めて3人で小規模な郵便局です。

元局長は2020年から2025年にかけて、勤務時間外に局外で数名の知人から預かった現金や通帳から無断で払い戻した金などあわせて1270万円あまりを横領したということです。

また郵便局の資金を保管している場所から385万円も横領していて総額はおよそ1650万円に上っています。

2025年6月、帳簿上の残高と実際の現金があわず社内調査で横領が発覚しました。

元局長は聞き取りに対し横領を認め、借金の返済に使ったと話しているということです。

日本郵便は8月、元局長を懲戒解雇していて9月12日、豊後高田警察署に告訴状を提出しています。

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